股関節が痛い

ゴルフで股関節が痛くなったら

ゴルフのスイングの時は、腰を回すと同時に体重が右足から左足に移ります。
この一連の動作がきれいに連動してできていれば良いのですが、体重移動がきちんとできないまま無理に腰をひねったり、腰の回転がうまくできずに無理やり体重移動をしたりすると、骨盤周りの筋肉が傷んでしまいます。

股関節は身体の中で1番大きい関節で、多くの筋肉が付着しており、 片側だけで22本の筋肉があります。 パワーの源の筋肉が多くありますので、うまく使えるとボールを遠くに飛ばすことができます。

股関節が痛くなるのは、これらの筋肉のバランスが崩れているためです。
筋肉が偏ると骨盤も歪み、その状態で運動をすると、股関節に負担がかかり、炎症を起こします。

正しいスイングフォームもとれませんから、ゴルフも上達できず、一生懸命練習をすればするほど体が傷んでしまうという、悲しい状況になってしまいます。

股関節の運動をご参考に、正しい体重移動の感覚をつかみましょう。
また、股関節に関連する筋肉の働きを理解することも大切です。

 

股関節に関係する筋肉
腸腰筋腸腰筋(3本の筋肉)
  1. 腸骨筋(ちょうこつきん)
  2. 大腰筋(だいようきん)
  3. 小腰筋(しょうようきん)

主に股関節を屈曲させる働きをします。
腹腔の後ろにあり、脊柱を前屈させる筋でもあるため「深腹筋」や「インナーマッスル」とも呼ばれます。
腸腰筋は、ハムストリングストの主な拮抗筋であり、運動能力との相関が深い筋肉群です。

【体幹をしっかりさせる】
正しい姿勢を保つのに欠かせない筋肉で、アドレスの時や、バックスイング、フォロースイングの際の前傾姿勢を保つ筋肉です。

内転筋群(5本の筋肉)

  1. 恥骨筋(ちこつきん)
  2. 短内転筋(たんないてんきん)
  3. 長内転筋(ちょうないてんきん)
  4. 大内転筋(だいないてんきん)
  5. 薄筋(はつきん)

両脚の股を閉じる筋肉です。
身体の重心を内側に引き寄せ、動作を安定させます。

【骨盤を安定させる】
スウィング中は常に前後左右にずれやすいので、内転筋を適度に緊張をさせて、体が左右にスエーしないように骨盤や股関節を支えます。

外転筋外転筋群(3本の筋肉)

  1. 中殿筋(ちゅうでんきん)
  2. 小殿筋(しょうでんきん)
  3. 大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

股関節外転の運動をします。
重心が外側にずれたときにその力を抑える働きや、体の横揺れを防ぐ働きをします。

【外転筋がしっかりしていると・・・】
膝のスエーを防げます。

ボールを遠くに飛ばす為には、「左サイドの壁」の筋肉が必要です。
「左サイドの壁」は、下半身の流れを防ぐ役目だけではなく、 スイング中の腕の動きがスムーズになります。(左のヘッドを縦に動かす役目(方向性)があります。)

大臀筋大殿(臀)筋

お尻の大きな筋肉です。力を入れると盛り上がり硬くなります。
屈曲した股関節を元に戻す(伸展)働きをします。
立っている時に股関節を後ろに動かすための筋肉です。
背中(背筋)を伸ばす働きもします。
大きな筋肉のため、歩行の時の推進力(パワー)です。

【大臀筋がしっかりしていると・・・】
ウェートシフトは飛ばしの原動力。
体重移動の時に骨盤を左右に逃がさない為の筋肉です。
トップからの切り返しの時やフィニッシュの時に、骨盤の傾斜を保ちながら体重を逃がずにスイングすることができます。

深層外旋筋深層外旋筋(6本の筋肉)

  1. 梨状筋(りじょうきん)
  2. 上双子筋(じょうそうしきん)
  3. 下双子筋(かそうしきん)
  4. 大腿方形筋(だいたいほうけいきん)
  5. 内閉鎖筋(ないへいさきん)
  6. 外閉鎖筋(がいへいさきん)

股関節を外旋させる働きをします。
脚を床についた時に、大腿骨を骨盤にしっかり押しつけ股関節の衝撃を吸収します。
股関節を脱臼から防ぐ働きがあります。

【股関節を安定させる】
傾斜(つま先上がり・つま先下がり・左足上がり・左足下がり)やバンカーなど足のバランスが不安定な時に股関節を支える役目をします。

大腿直筋大腿四頭筋(4本の筋肉)

  1. 大腿直筋(だいたいちょくきん)
  2. 外側広筋(がいそくこうきん)
  3. 内側広筋(ないそくこうきん)
  4. 中間広筋(ちゅうかんこうきん)

大腿直筋は、足の前面にある大腿四頭筋の一つです。股関節を曲げる働きと、主に膝関節を伸ばす働きがあります。

外側広筋、内側広筋、中間広筋は、股関節に直接関係せず、膝関節に関与します。

【骨盤~膝に関係している】
外側・中間・内側とでは、筋肉の付着が違うため、それぞれの役割があります。
特に、大腿直筋は骨盤から膝に付着しているため、骨盤や膝が傾いているとスムーズに動かすことが出来ません。
また、アドレス時に左膝の外側の筋肉(外側広筋)が緊張していると、フォローの時に膝がスエーし易くなります。
アドレス時の膝の位置を注意しましょう。

ハムストリングハムストリングス

  1. 大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
  2. 半膜様(はんまくようきん)
  3. 半腱様筋(へんけいようきん)

ハムストリングスは足の後面にあります。
3本の筋肉を合わせてハムストリングス(ハムストリング筋)と呼びます。

【ハムストリングがしっかりしていると】
インパクト後のパワーの源です。
フォルースローが安定します。(ボールを運ぶ感じ。)

HOME
詳細はこちら
料金
詳細はこちら
無痛バランス療法の鈴木薬手院