首の痛み

ゴルファーに多い首の悩み

  • 首の付け根から肩にかけて痛い。
  • 練習の後(打ちっぱなし等)やコースの後、翌日に首の筋違いが起こる。
  • 決まって左が痛くなるとか右が痛くなるとか、常に同じ側が痛む。
  • 首だけでなく背中(肩甲骨の内側など)にも痛みが広がる。

 

姿勢に注意

首を痛める人のほとんどは、姿勢が悪くて首に負担がかかっています。

身体を側面から見ると首は前湾・背中は後湾・腰は前湾・骨盤は後湾になっています。これを生理的湾曲といいます。
生理的湾曲が崩れた不自然な姿勢で運動を行うと、体を傷めます。

特に、猫背姿勢の人は、首がストレートネックになっていて普段から首の筋肉が不自然に緊張していますから、その状態でゴルフをすれば傷んでしまうのは当然です。
ゴルフに限らず、運動するときは、首の本来の正しい位置で行うべきです。

ポイント

  • 猫背になっていないか
  • アゴの位置はどうか
  • 骨盤の傾き
  • 膝の位置

 

普段歩く時、姿勢を考えながら歩いていますか? ほとんどの方は、特に何も考えずに歩いていると思います。 スポーツの時も同じで、無意識に姿勢をとっているでしょう。

特に、ゴルフの場合は、構え(アドレス)が前かがみ(前傾)なのが難しい点です。
直立したまま体を回すのは簡単ですが、前傾を保ちつつ、回転面(プレーン)を崩さずにスイングをしなくてはいけません。

ゴルフのアドレスの時は、股関節を曲げ尚且つ骨盤を更に後湾気味に構えるようにしましょう。
背中を丸めて前かがみになるのではなく、股関節から曲げるのです。
骨盤の傾きが本来の位置からズレるとアゴもずれ、首が傾きます。
生理的湾曲が崩れると、筋肉に大きな負担を与えるのです。

生理的湾曲を崩さずに、前傾姿勢になるには、それなりの筋力トレーニングが必要です。骨盤を前傾しながらのスクワットなどで筋肉を鍛えましょう。

 

首の筋肉


首にはたくさんの筋肉があり、重い頭を支えたり、動かしたり、バランスをとったりしています。

注目すべきは、側頭部から胸椎へ、後頭部から肩甲骨へなど、ほとんどの筋肉が、頭や顔から首を経由してボディへとつながっているということです。

頭の位置が悪い→肩甲骨が正しく動けない→肩の動きが制限される
というような事が起こるのです。

もちろん逆の場合もあり、胸椎の歪みが首~頭にも影響します。


 

::::: 主な首の筋肉 :::::

【胸鎖乳突筋】
きょうさにゅうとつきん

胸骨および鎖骨から側頭部

・頭を旋回させる
・頭を前に倒す
・胸骨と鎖骨を挙げる

左右の胸鎖乳突筋が不均等になると、斜頸になる。(首が傾く)

【肩甲挙筋】
けんこうきょきん

第一頸椎から肩甲骨まで

・肩甲骨を挙げる

肩をすくめるときに使う筋肉。
肩に力を入れる癖のある人は凝りやすい。

【頭板状筋】
とうばんじょうきん

胸椎~頸椎5番辺りから後頭部

・頭を旋回させる
・頭を後ろに倒す
・斜め上を見上げる

僧帽筋の内側にある筋肉。首を前に突き出すと緊張する。猫背の人や顎を前に突き出した姿勢の人は凝りやすい。

【僧帽筋】
そうぼうきん

後頭部から、横は肩、下は肩甲骨までの広い筋肉。上部・中部・下部で働きが違う。

・上部…肩甲骨を後退、挙上、上方回旋。
・中部…肩甲骨を後退する。
・下部…肩甲骨を後退、下制、下方回旋する。

※僧帽筋と肩甲骨の動きの関係は、背中痛のページをご覧ください。

ボールを良く見る・・・・?

ゴルファーの多くが、「ボールをしっかり見ろ」と言われた経験があると思います。
しかし、実際、ボールをしっかり見ていたら頭は動きません。それに伴い、体の動きが悪くなります。

スイングするときは、頭も背骨を軸にして少し動くのが自然です。
歩行する時は、頭を少し前方に重心を動かすことによって下肢を自然に動かします。でも、自分では頭を動かす意識はしていませんよね。腕も自然と左右交互に動きます。無理に意識して頭を動かそう、腕を動かそうとすると、ぎこちない歩き方になってしまいます。

ゴルフのスイングも歩行の様に自然に出来れば、いつも安定したスイングが出来るはずです。

「ボールを良く見ろ」、「頭を残せ」、「頭を動かすな」という指導は、上下や前後への動きや、体ごと突っ込む人へのアドバイスです。

「ボールを良く見る」ことに固執し、頭を固定すると、スイング中に首の関節に無理なストレスがかかります。

良い例

悪い例

首の後ろの付け根を中心に回転する。

スイング中ずっと動かさない。
これは、体に無理な体勢です。

バックスイングの時に頭が軸ごと左へ。インパクトからフォローは、体ごと突っ込む。

体が開いて上半身が左へ引っ張ってしまう。
スライスになりやすい。


体の動きに合わせて、背骨を中心に自然と回転するのか理想の首の動きです。

素振りの練習は足を大きく動かし、脊柱の軸を意識しながらスイングしてみてください。

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