手首の痛み

ゴルファーに多い手首の悩み

  • ボールを飛ばそうとムキになってスイングしていたら手首が痛くなった。
  • ゴルフをしていないときにも、何かをつかもうとすると痛みが走る。
  • 病院で診てもらったら、腱鞘炎だから3ヶ月ゴルフ禁止と言われた。
  • クラブを変えてから、手首が痛くなった。
  • 左手の小指側が痛い。捻ると痛いので、ペットボトルの蓋が開けられない。

 

手首=グリップ

手首の末端は指ですが、指には多くの筋肉があり、神経支配が多い為に、動作をするときには指を優先的に動かす習慣があります。細かい動きができる反面、無意識に指に力が入り易い面もあります。

ゴルフスイングの手の動きは、本来は上半身の動きに伴って手首が親指側に動く程度です。
指や手首の大きな動きは必要ないのです。
指に力が入っていると肩の関節がスムーズに動きませんし、手打ちのスイングの原因になります。

クラブを握る時、ゴルフクラブのグリップは円柱ですので、握ったときに指に隙間が出来やすくなります。 隙間が出来るとスイング中に手首の関節に無理なストレスがかかり、スイングプレーンがずれてしまいます。
クラブと体の接点部であるグリップが悪いと、インパクトの時に大きな衝撃がかかり、手首はもちろん、肘や肩にも悪い影響があります。
グリップは前後左右に動かして10本の指に隙間が出ない様にしましょう。

 

手首(手関節)の動き

手首は、自由自在に動くイメージがありますが、実は2方向にしか動きません。

手の平を上下する動き(掌屈・背屈)と、左右に振る動き(橈屈・尺屈)です。

 

背屈(はいくつ)
…手の甲を肘に近づける動き
掌屈(しょうくつ)
…手の平を肘に近づける動き
橈屈(とうくつ)
…手首を親指側に曲げる動き
尺屈(しゃっくつ)
…手首を小指側に曲げる動き

 

これらの動きを組み合わせると、手首をぐるぐる回せるわけですが、ドアノブをひねるような動きは、手首の動きではなく、肘の動きです。

試しに、手首を逆の手で押さえて動かしてみてください。上下左右には動きますが、ひねろうとすると、押さえていた手まで一緒に動いてしまいますね。手首と肘が連動して動いているのがわかると思います。

ゴルフのスイングでは、手首の動きはほとんど使いません。

スイングする時、手の平を返すような動きをしますが、これは、手首ではなく、肘の動きなのです。さらに言うと、肩から連動しての肘の動きですので、肘だけを意識してもいけません。

 正しい動き

手のひらが裏返る感じです。
この動きは、
ひじ関節の動きです。
× 間違った動き

肘から先を回転せずに、手首だけを動かしています。
この動きは、
手関節(手首の関節)の動きです。


 

予防方法

アドレスの時の手首は、上半身を前傾にし、上肢をリラックスした状態で両手をぶらんと下ろし、そのまま両手を合わせた位置が理想です。
この位置が、関節がスムーズに動かしやすい位置なのです。

手首の筋肉を痛めないようにする為には、肩甲骨・肩・肘・手の位置が正しく、それらの筋肉が連動してスムーズに動かせる事が大切です。

そして、手首はほとんど動かしません。テイクバック、インパクト、フォロースルーのいずれでも、手首だけにクッと力を入れる動きは必要ありません。
手首は、大きな動きの中で連動して滑らかに動くのみなのです。

また、手首を傷める方の多くは、スイング中に左肘の位置が悪く、その為に手首に負担がかかっています。
今一度、肘の位置をしっかり確認しましょう。

 

ワンポイント!
野球のバットを使ってスイングをしてみてください。
バットは重たいので小手先では、スイングが出来ません。
体全身を使って大きなスイング練習をする事で、手首に負担が来ないスイングが身につきます。
ゴルフ練習用のバットなども市販されているので、利用すると良いと思います。

オススメのトレーニング

ペットボトルを使ってのスイングのイメージトレーニングをご紹介します。
ペットボトルに半分くらい水を入れたものを用意してください。

水の重みを腰(腰椎・骨盤)で感じながら大きな円を描くように行って下さい。
時計の振り子をイメージして動きましょう。

ポイント!
どの動きでも、ペットボトルの水面が変わらないように練習しましょう。
手首を使ってしまうと、水がちゃぽちゃぽしてしまいます。
テイクバックの時も、フォロースルーの時も、水面が斜め45度くらいになっているのが理想です。

テイクバックのイメージ

右手でペットボトルを持ちます。左手は添える程度に。

水の動きで切り替えしのタイミングとスイングスピードの確認をしましょう。

アプローチのイメージ

アプローチショットをイメージして腰の筋肉(腰椎・骨盤・股関節)で動かす様に行って、出来る限り手首・肘・肩の筋肉は動かさない様に。

フォロースルーのイメージ

左手でペットボトルを持ち、右手は軽く添える程度に。

腰に重みを感じながら腰を使って大きく円を描く様に行う。

重心が腰に近いので腰で重みを感じやすいと思います。

テイクバック~フォロースルー

水の重みを腰(腰椎・骨盤)で感じながら大きな円(スイングアーク)を描くように行って下さい。

膝立ちで

足の開き(足の置き場)を変えるとスイングアークや手首のコックが変わります。
いろんな体勢で確かめて下さい。

 

 

慣れてきたら、ペットボトルの重さをSW(約450g)やドライバー(約300g)などに調節して、いろんな重さで体感してみて下さい。
また、ペットボトルの太さのサイズを変えると、手首のコックが若干変わります。

 

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